モノ作りの「手応え」を求めて…IT業界にキャリアチェンジ!
――まずは自己紹介をかねて簡単な経歴と転職回数を教えてください。
Y.K.と申します。経歴としては、新卒後に家業のお寺の住職になった期間を経て、地元の町づくり団体に就職。34歳で初めて転職してIT業界デビューしました。3回の転職のうちIT転職は2回です。現在39歳で、3社目のSESに勤めて2ヶ月ほど経ちますが、一貫してバックエンドエンジニアをしています。
――ありがとうございます。ユニークなご経歴ですね。どうして異業種からIT業界へキャリアチェンジされたのでしょうか?
スポーツを学んでいた大学生の頃、プログラミングで心電図データを解析していた指導教官の影響でITには強い関心を持っていました。その後、別の仕事をしていましたが「IT関連の仕事ができればよかったな」という思いもありました。
また、就職した町づくり団体ではなかなか成果が見えにくかったため「自分が作ったモノできちんと評価されて収入を得る」という手応えが欲しくなりまして。それが実現できそうで成長性もあるIT業界へのキャリアチェンジを考えました。
商流深いSESから上流工程での開発と人間らしい働き方を志向
――なるほど。初めてIT企業で仕事をされてみて、いかがでしたか?
仕事的には、通信企業の契約情報を管理するプロジェクトでバックエンドの処理を担当していました。転職するために通っていた職業訓練校ではJava言語しか勉強していなかったため、C言語で作られているシステムのメモリ管理は特に難しかったです。
会社には教えてくれる人もいなくて…。最初は馴染みのないことを自己学習して対応するのが大変でしたが、探りながらスキルを得ることは楽しかったです。もともと知識欲はあるタイプでしたので、勉強してきた基礎知識の背景や「どうやってコンピューターを動かすのか」という構造原理もわかりITに面白みを感じましたね。
とはいえシステムの規模が大きく、全体像がいつまでも見えてこなくて「これを作っている」という実感を持つことができなかったので、2年弱で転職しました。
――なるほど。IT企業の2社目ではいかがでしたか?
商流が深いSESで2年間勤務しました。さまざまな現場にアサインいただけたことで現場毎の仕事のやり方を見ることができ「比較」して物事を考えるようになったことはよかったと思います。
しかし3次受けや4次受けでは担当できる範囲が狭く「全体を見渡すようなモノ作り」をするのは難しいと感じるようになり「上流工程で、スキルの幅を広げるような開発の仕事がしたい」と思い、転職活動を始めました。
――今回の転職活動ではどのように軸を設定されていましたか?
年齢的に30代後半になっていたので「この転職はサバイバル」だと捉えていて。「エンジニアとしての生き残りをかけて、いかに自分のスキルアップを目指せるか?」という気持ちで、上流工程に進むことを軸にキャリアプランを考えました。
そのベースとなるスキルも大切ですが「人をまとめることは人にしかできない」とも感じていまして。今後より大きなトレンドになっていくAIに飲まれず、チームを作って人間同士の関係性を育むような仕事をすることが重要だと思っていました。
その背景には住職時代に「人の生き方」についてずっと考えていたことがあります。地元の村に住職がいない状態から自分が住職になった経緯もあって「新しいことをしたらウケるかな」と人を巻き込むようなアプローチをしていたんです。その際のリーダー的経験はIT業界でも共通するのではないかなと。
説得力があり役立った!キッカケエージェントのフィードバック
――今回の転職活動にキッカケエージェントを使っていただいた経緯を教えていただけますか?
これまでの転職活動は自己応募型の転職サイトを使っていましたが、なかなか決まらないし、どういう風に進めたらよいのかわからなかったので今回は転職エージェントを利用しました。
キッカケエージェントは、ビジネス系YouTuberのチャンネルでお勧めできる転職エージェントとして紹介されていたことをきっかけに知り、興味を持ちました。
自分は常々「これからどうしようかな」と思っていまして。モローさんのYouTubeチャンネルを見て転職活動の参考にしていました。実際にお会いできたモローさんは、やはり知識がすごくて、裏付けのある話し方をされていて説得力がありましたね。
――そうでしたか。キッカケエージェントとの転職活動はいかがでしたか?
担当してくれたキャリアアドバイザーさんもモローさんのように知識が豊富で説得力のあるアドバイスをくださる方で、親身に対応してくれました。
これまで自分は配属されたプロジェクトの範囲しか見えていなかったのですが、最初のキャリア面談で「業界的に今どのようなことが求められているのか」といった最新情報を教えてくださいました。業界の相場観を得られたことはありがたかったですね。
また、自分の希望をキャリアアドバイザーさんに伝えたところ、それに合う会社情報のドキュメントをたくさん共有してくれました。それを見て「これからやっていきたい開発の仕事が見つけられそうだ」と思いましたね。
――他にもキッカケエージェントを使っていただいて良かったことや役に立ったサービスはありましたか?
職務経歴書は一応自分で作っていたのですが、キャリアアドバイザーさんが「見る人がこういう気持ちになるので、こういう書き方をした方がいいですよ」と企業側の視点でアドバイスや添削をしてくださったことでブラッシュアップできました。
面接対策も手厚くて、想定される質問で模擬面接を何回か付き合ってもらいました。やりとりのなかで「質問のポイントにちゃんと答えられているかどうか」を基準にフィードバックいただけたところは特に役に立ったと思います。
いつもためになることを、説得力をもって伝えてくださったので「こういうフィードバックが欲しくてエージェントを利用したんだよな」と思ったほどです。キッカケエージェントには求めていたものがありましたね。
――ありがとうございます。今回の転職活動で大変だったことはありましたか?
最も困難だったのは面接です。模擬面接で練習していてもなかなか思ったように話せないときもあったりして…。いただいたフィードバックを活かせるように、毎回面接後に振り返って反省したことが大変でした。
結果的には最初に面接して内定をいただいたのが、行きたかった今の会社だったのですが(笑)。
――現職の面接では、どのようなところが評価されたと思いますか?
練習した成果を発揮できて「質問に対する受け答え」がきちんと合っていたところでしょうか。現職の会社がこういう人に入ってほしいという要素と自分がアピールしたかった要素がマッチしていて、相性もよかったという感覚ですね。
――ご自身の強みとしてはどんなところを面接でアピールされていましたか?
情報処理やJavaのプログラミング言語に関する資格を取得したことと、現在も資格の勉強を続けている点をアピールしました。それと、これまで自分はさまざまな職種を経験してきたので「臨機応変に対応できるはずです!」とバックグラウンド的なことも強みにしていました。
軸を叶えた転職先でCI/CDパイプライン構築の基本設計に挑戦
――内定が決まってから入社までの期間はどのように過ごしていましたか?
次の職場では「やること」が変わる予定でしたので、それに対する心の準備をしたり、勉強の準備をしたりして。なるべく「いつも通り」の過ごし方を心がけていましたね。
――入社されて2ヶ月ほど経ちますが、どんな会社でどのように働いていますか?
会社は前職と比較するとだいぶ規模が大きくて商流が浅めのSESです。制度も整っていて、上流工程を担当できる案件を取り扱っているので自分の転職軸にも合っていましたね。
働き方としてはずっと客先常駐で前職と同じですが、インフラに近いタスクも担当できています。「CI/CDパイプライン構築の基本設計をしてください」といきなり言われたこともありましたが、頑張って勉強して作りました!
以前は基本設計を担当させてもらえるポジションではなく、クラウドを導入できない現場では古い言語を使っていましたが、今はそうしたポジションや新しい技術を使うチャンスがあるので嬉しいですね。
――ちなみに今回の転職で給与面の変化はありましたか?
入社のタイミング的にちょうどボーナス時期を外してしまったので今年はそんなに上がることはないかなと思っています。ただし来年以降は以前の会社なら数年かかるような昇給が期待できそうです。
――休日や余暇の時間はどんな風に過ごしていますか?
図書館で仕事の勉強をすることが多いですね。仕事が遅くなると運動不足になりがちなので、運動もするようにしています。
ワークライフバランス的にもよい感じです。以前は通勤時間に1時間半くらいかかった案件もありましたが、今は30分くらいでオフィスに行けるのでバランスが取れているなと思っています。
チームを作りメンバーと協議しながらリリースすることが目標
――先ほどお話いただいた人をまとめる仕事について、時期など具体的にイメージしていることがありましたら教えてください。
実は今手がけている業務システムのプロジェクトに大きな変化がありまして…。ちょうど次のプロジェクトに向けて面談を受けているところなんです。SESならではの辛いところでもあり、先行き見えにくいのですが。転職活動で鍛えてもらった「面接の受け答え」をまた活かすことになるとは…という感じです(笑)。
なので、このイベントを「まだまだやるべきことはある」と捉えて3年くらいのスパンで人をまとめてリーダーシップを発揮できるポジションに行きたいと考えています。
――前向きですね。今後やってみたいことやチャレンジしたい目標はありますか?
今の会社では「成果を出せば評価されて自分の行きたいところに行けるはず」と思っていて。少人数でも自分のチームをまとめてリーダーシップをとり、「新しい追加の機能をやってほしい」と言われるような案件を任せてもらえるようになりたいと考えています。
できれば要件定義からやってみたいので、目標としては「チームK」を作って「こういう機能が作りたいですよね」などとメンバー間で話し合い、すり合わせをしながらリリースするところまでやってみたいですね。
「次はこうしよう」と思えているうちは「次の一歩」が出る!
――キャリアチェンジや転職を考えている方にメッセージをいただけますか?
「トライ&エラー」をきちんと繰り返すことはやっぱり大事だと思います。場当たり的ではなく「自分がやったことに対して、振り返りの時間を持って次に進んでいく」というサイクルを意識して回していけたらよいのではないかと。
自分は年齢的に「成果を出すのに時間がかかるな…」と努力していたところもありますが「次はこうしようと思えているうちは、次の一歩が出る」と思っています。
たとえ不採用のお祈りメールが何度来たとしても、そういうマインドを自分のなかに持って挑戦すると、よい結果にたどり着けるのではないかと経験的にも感じます。もしそんな風にやってみようと思ってくれる方がいらっしゃったら嬉しいですね。
またキッカケエージェントは、自分自身の実感として「IT転職者にお勧めしたいな」と思えるサービス内容でした。お世話になりました!
――本日はY.K.さんならではの貴重なお話をありがとうございました!今後のご活躍を楽しみにしています!
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