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求人は何月が多い?ITエンジニアが好条件で転職できる時期と準備方法

求人は何月が多い?ITエンジニアが好条件で転職できる時期と準備方法

最終更新日:2026.05.13

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「転職したい」と思いながらも、何月から動き始めればいいのかわからず、気づけば半年以上先延ばしにしてきた。

そんな経験をしているITエンジニアの方は、多いのではないでしょうか。求人は時期によって数や質が大きく変わります。

動くタイミングを間違えると好条件の求人を見逃したり、ライバルが多い時期と重なって選考を通過しにくくなったりしかねません。

「もう少し待てばもっといい求人が出るかもしれない」という迷いが、結果として機会損失につながってしまうのです。

そこで今回は、「ITエンジニアが有利に転職できる時期」を解説します。「なぜ有利な時期があるのかという構造的な理由」から「準備スケジュール」、「やってはいけないNG行動」まで紹介。タイミングを味方につけた転職を実現するために、ぜひ参考にしてください。

ITエンジニアが最も有利に転職できる時期は?

ITエンジニアが最も有利に転職できる時期は?

好条件での内定獲得が狙いやすい「2~3月」

エンジニアの転職にとって、2~3月は好条件での内定獲得が狙いやすい時期です。年度末にあたり、企業の採用担当者が採用目標の達成という焦りから、採用基準が緩みやすくなる時期になります。

さらに、採用予算の消化が迫っているケースも多く、通常より良い条件のオファーが出やすい傾向があるのもポイントです。

こうした点から転職希望者は増えますが、それ以上に企業側の採用意欲が高まっている時期とも言えます。中堅エンジニアにとっては、年収交渉を有利に進める大きなチャンスです。4月入社を希望するなら、遅くとも1月には動き始めると良いでしょう。

ボーナス後の欠員補充が狙い目な「7月・12月」 

夏季ボーナス(6月支給)と冬季ボーナス(12月支給)の直後も転職の狙い目です。ボーナスを受け取ってから転職する社員が増えるため、各社で欠員が発生しやすくなることが影響しています。

実際、欠員補充の求人として「〇月までに入社できる人」という明確な期限が設けられるケースが多いのも特長です。こうした点から、採用側の焦りから通常より1~2ランク基準が下がる傾向があります。

競合が少ない穴場の時期を狙いたい方や、少し背伸びした企業を狙いたいエンジニアにとって特に有利なタイミングです。

若手層は新規予算が下りる「4~6月」がチャンス 

若手エンジニアにとっては、新年度がスタートする4月以降が転職のチャンスです。採用予算が新たに割り当てられるため、ポテンシャル採用枠が開きやすくなっています。

また、新卒採用の研修が一段落するこの時期は、企業が即戦力よりも「成長余地のある若手」に目を向け始めるタイミングです。

経験年数が少ないエンジニアや第二新卒にとっては、やる気・学習意欲・ポテンシャルを評価してもらえる数少ない時期と言えます。優良企業へのキャリアアップを狙うなら、この時期を逃さないようにしましょう。

自社開発やSIerなど業態ごとの採用時期の違いにも注意

業態求人が出やすいタイミング特徴
自社開発企業資金調達後・新プロジェクト立ち上げ時通年採用が多く、時期を問わず優良求人が出る
SIer四半期末(1・4・7・10月)前後プロジェクト単位で採用が動く
スタートアップ資金調達・事業フェーズの節目急募が多く、求人期間が短い傾向

このように、IT業界は業態によって採用サイクルが大きく異なります。

例えば、自社開発企業は、資金調達や新プロジェクト立ち上げのタイミングに合わせて採用が動くのが特徴です。そのため、市場全体のピークとは無関係に求人が出ることがあります。

一方でSIerは四半期末(1・4・7・10月)やプロジェクトのキックオフ前後に求人を出す傾向があります。スタートアップ企業は急募が多く、求人期間が短いという点も意識したいポイントです。

このように、業態によって採用サイクルは千差万別となります。志望する業態の採用サイクルを把握しておき、求人が出たタイミングに素早く動ける準備を整えておきましょう。

ただし、求人が出てすぐ動くというのも、仕事をしながらだと難しいものです。そのような場合は、ぜひキッカケエージェントへお気軽にご相談ください。元エンジニアのアドバイザーが、タイミングを逃さず求人を紹介いたします。

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最適な時期を逃さない「逆算スケジュール5STEP」

最適な時期を逃さない「逆算スケジュール5STEP」

STEP1:【3~6ヶ月前】キャリア棚卸しと書類更新

本格的に動き始める前の助走期間として、自分のスキルと経験を整理しましょう。すぐに動けるように、以下の準備をしておくことをおすすめします。

  • 職務経歴書の作成・更新
  • GitHub上で「設計力・実装力・継続力」が伝わるアウトプットを用意する
  • ポートフォリオを最新の状態にする

このような、エンジニアならではのアピール材料を整えておくことが重要です。好条件の求人が突然出たときに、「書類がまだできていない」という理由で応募を逃さないようにしておきます

同時並行的に日頃からアンテナを張り、求人情報を眺める習慣をつけるのもこの時期にしておきたい行動の1つです。

転職活動全体の流れを知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP2:【2~3ヶ月前】カジュアル面談と情報収集

2~3ヶ月前は、転職サイト・転職エージェント・カジュアル面談を並行して活用し、企業のリアルな情報を収集する時期です。特にカジュアル面談は、なるべく参加しておきましょう。現場のエンジニアと直接話せるため、技術スタックや開発手法・チームの雰囲気を確かめられ、ミスマッチを防げます。

同時にIT特化型エージェントにも相談し、非公開求人を含めた選択肢を広げておくのも重要です。

この段階では「選考に進むかどうかはまだ決めていない」くらいの気持ちで情報を集めることで、より客観的に企業を比較できます。

なお、カジュアル面談に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP3:【1.5~2ヶ月前】選考とオファー面談

1.5~2ヶ月前にもなると、いよいよ本格的な選考フェーズです。複数社を同時並行で進めて期間を短縮し、複数の内定を持って年収交渉を有利に進められるようにしましょう。

この際、コーディングテストや技術面接の対策は早めに始めておくのがポイントです。焦らずに選考へ取り組めます。

なお、内定が出たらオファー面談(条件面談)を必ず活用してください。給与・評価制度・リモートワークの頻度・アサイン予定のプロジェクトを詳細に確認すると、ミスマッチを防げます。

入社後の「こんなはずじゃなかった」という後悔を防ぐためにも、入社前に納得いくまで条件をすり合わせられるかが重要です。

オファー面談について詳しく知りたい方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP4:【1~1.5ヶ月前】内定後の退職交渉

内定承諾後は、直属の上司に退職の意思を伝えるフェーズです。エンジニアの場合、担当プロジェクトのリリース時期や、スプリントの区切りが退職しやすい時期になります。

なお、退職を申し出る際は、就業規則の退職申告期限(多くの場合1~2か月前)を事前に確認するようにしてください。そのうえで、プロジェクトの区切りのタイミングに合わせて申し出ることが円満退職につながります。

もし、強い引き止めにあった場合は、感情的にならないことも重要です。「転職の意思は変わらない」という姿勢を穏やかにかつ明確に伝えましょう。

退職交渉ができるか不安な方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

STEP5:【2週間~1ヶ月前】引継ぎと入社準備

退職が決まったら、後任への引継ぎを丁寧に行いましょう。ドキュメントの整備、コード仕様書の作成・業務フローの共有など、属人化を防ぐ対応が円満退職につながります。

また、IT業界は企業間・エンジニア間の横のつながりが強いのも特徴です。そのため、丁寧な引継ぎが将来のリファラルや評判にも影響します。

併せて有給を消化しつつ、新しい技術のキャッチアップにも時間をあて、入社後のスタートダッシュに備えるのも大切です。

なお、内定から入社までの流れは、以下の記事で詳しく解説しています。どのように進めればいいのか不安な方は、ぜひ参考にしてください。

キッカケエージェントでは、転職の準備から入社後までコンサルタントがフォローいたします。転職前の準備や行動で不明な点があれば、いつでもご相談いただいて大丈夫です。転職活動が不安な方は、伴走する相手として、ぜひご活用ください。

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エンジニアが転職時期選びでやってはいけないNG行動

エンジニアが転職時期選びでやってはいけないNG行動

「〇月まで動かない」と時期を固定し優良求人を逃す

転職時期を選ぶ際、「転職するなら3月がいい」と時期を固定してしまうのは避けましょう。IT業界では通年採用が増えており、魅力的な求人は掲載から2~3週間でクローズするケースが珍しくないためです。

そのため、タイミングを待っている間に、自分のキャリアにぴったりの求人がひっそりと終了してしまうことは十分起こりえます。

重要なのは、特定の月を待つことではなく、「いつ優良求人が出ても即応できる準備を常に維持しておくこと」です。いざ求人を見つけたらすぐに動けるよう、職務経歴書とポートフォリオは常に最新状態にしておきましょう。

求人ピーク時の「ライバル急増リスク」を考慮しない

転職時期を選ぶ際は、求人ピーク時のライバル急増リスクを考慮しないのもNGです。

例えば、求人が多い2~3月や9~10月は、優秀なエンジニアも一斉に動き出します。求人数が増える一方で応募者数も急増するため、選考の倍率が跳ね上がる時期です。こうした点から、通常より採用基準が厳しくなるケースがあります。

転職活動において、「求人が多い=転職しやすい」という認識は必ずしも正しくありません。ライバルが多いピーク時に動く場合は、書類・ポートフォリオ・面接対策を万全に整えた状態で臨む必要があります。

そのため、ライバルが少ない穴場の時期と組み合わせた戦略を立てるのも、選択肢の1つとして考えておきましょう。

退職代行サービスを安易に利用する

転職時期を選ぶ際、退職代行サービスを安易に利用するのもNGです。退職代行サービスは法的には問題ないケースも多いのですが、IT業界への転職においては特に慎重に考える必要があります。

なぜなら、IT業界は企業間・エンジニア間で知り合いが多いためです。勉強会やコミュニティを通じて、元同僚や上司と再び関わる機会が少なくありません。

そのため、退職代行を使った強引な辞め方は、悪評として次の応募先に伝わるリスクがあります。また、リファラル採用が盛んなIT業界では、キャリアへの致命傷になりかねません。

退職においてどうしても対話が難しい場合は、まず転職エージェントや専門家に相談することをおすすめします。

転職ではこうしたNG行動が多くあります。気が付かずにやってしまうものもあるため、不安な場合はキッカケエージェントへお気軽にご相談ください。元エンジニアのアドバイザーが、NG行動に注意しながら転職をサポートいたします。

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転職時期や求人の見極めはキッカケエージェントへ

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転職を迷う段階から客観的なアドバイスを提供

キッカケエージェントは、転職を迷う段階から客観的なアドバイスを提供しているサービスです。決して「今すぐ転職すべき人」だけを対象にしたサービスではありません。「転職すべきかどうか迷っている」という段階からキャリアの壁打ち相手として活用していただいて大丈夫です。

キャリアに悩む多くの方のコンサルタントとして、転職の是非を含めてフラットに相談できる環境を提供しています。「市場価値の確認」「現職での課題の整理」「転職した場合のキャリアシミュレーション」といったご相談でも問題ありません。

無理に転職を進めず、ご相談者様にメリットがなければ「現職に残るべき」というアドバイスもするスタンスです。「登録したら転職を急かされるのでは」という不安なくご相談いただけます。

転職時期を見極めた戦略的なマッチング

キッカケエージェントは、大手総合型エージェントにありがちな「とりあえず大量に応募させる」スタイルとは一線を画しています。なぜなら、以下のようなエンジニア特有の細かな希望を深く理解しているためです。

  • 使いたい技術スタック
  • 開発手法
  • チームの規模感
  • リモート勤務の希望

これらを把握したうえで、個人のキャリアプランに本当に合った企業のみを厳選して提案しています。転職時期の見極めも含めた戦略的なサポートによって、狙った企業からの内定獲得にむけて、徹底伴走する転職支援サービスです。

開発現場の課題や採用背景などリアルな内部事情を提供

キッカケエージェントでは、開発現場の課題や採用背景など、リアルな内部事情をご相談者様に提供しています。なぜなら、求人票に書かれていない開発チームのリアルを知ることは、ミスマッチを防ぐうえで非常に重要だからです。

キッカケエージェントはIT特化型だからこそ、転職先が実際に抱えている課題など求職者のキャリアに役立つ情報を提供できます。

例えば、転職を失敗する大きな原因であるミスマッチ。これは、事前に企業が抱えている課題を知っておくことで、入社後のギャップを事前に潰せる可能性が高いです。マネジメント経験を積みたいのであれば、エンジニアのリード不足が課題の企業に応募する、といった形です。

「入社してみたらイメージと違った」という後悔を防ぐためにも、内部事情を事前に把握しておくことは重要になります。万全の状態で選考に臨み、転職成功率を高めるためにも、ぜひお気軽にご活用ください。

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まとめ:時期を味方につけ有利な転職を実現しよう

ITエンジニアの転職において、時期の選び方は結果を大きく左右します。例えば、年度末の2~3月は採用基準が緩みやすく好条件を引き出しやすい時期。7月・12月のボーナス後は欠員補充で選考ハードルが下がる穴場、4~6月は若手のポテンシャル採用枠が開きやすい時期です。

一方で、ピーク時にはライバルが増えるだけでなく、時期の固定による機会損失や安易な退職代行の利用には注意してください。キャリアに大きなダメージを与えかねません。

転職は、面談の前の準備が非常に重要です。不安な方は転職エージェントを活用し、対策をした上で臨むようにしましょう。

キッカケエージェントでは、ITエンジニアに特化したキャリアアドバイザーがキャリアに合った求人をご紹介しています。タイミングを計った転職ができるだけでなく、準備段階から入社後まで総合的なサポートが可能です。

無料でご利用いただけますので、転職のタイミングを逃すかもと不安なエンジニアの方は、ぜひ1度お気軽にご相談ください。

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IT菩薩モロー

この記事を監修した人

毛呂 淳一朗 「IT菩薩モロー」

YouTubeでITエンジニアの転職やキャリアに関する情報を発信するキャリア系インフルエンサー。YouTubeチャンネル登録者数は3.4万人(2025年4月時点)。

エンジニア採用担当としての経験も豊富で、企業が求める人材や視点も熟知。その経験を活かし、現在はITエンジニア特化のキャリア支援企業「キッカケエージェント」を立ち上げ、月間120人のITエンジニアと面談を行う。エンジニアのキャリア志向と企業課題の解決を両立する最適な人材紹介を提供。

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今の時点でご経験をされている言語や技術要素に関係なく、

① 技術を通じてユーザーやお客様にとって使いやすいサービスの実現に興味があるエンジニアの方
② 興味・関心がある技術について自ら学ぶ意欲をお持ちの方

上記に当てはまる方でしたら、素晴らしい企業とのマッチングをお手伝いできる可能性が高いです。

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